冬のSUPフィッシングに格安ウェットスーツを試す

2021/12/11

SUP 調達・準備

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12月に入りSUPフィッシングをするには寒くなってきました。サーフィンに夢中だった頃に買ったウェットスーツがくたびれているので、安価に調達できるウェットスーツを試してみます。

ご注意を

茅ヶ崎 海・浜ルールブックへのリンク

小型船舶のルールもご参考まで

他の船舶などとすれ違うときの基本的なルールなどが分かりやすく書いてあるので、理解しておきましょう。

SUPフィッシング 冬の服装の選択肢

カヤックフィッシングをされている方に普及しているドライスーツや、サーフィンでも用いられるウェットスーツやセミドライスーツもあります。
詳しくない方は何を選べばよいか、わからないと思います。
  • 湘南でSUPフィッシングをする
  • SUPフィッシングは比較的穏やかな海況の日に行う
  • 万が一落水しても、SUPに再上艇して、帰ってこられる事
今回はこれらを前提に、3ミリx2ミリのウェットスーツを選択しました。

ウェットスーツとは

ウェットスーツは濡れることを前提して、保温性と運動性を両立させた服です。
素材の厚みで断熱性を高め、裏側に起毛素材などを採用することで保温性を高め、体温を奪われにくくしています。
適正サイズのウェットスーツを着ていれば、濡れると言っても首周りや手首、足首からわずかに浸水するのと、長く水に浸かっていると縫い目や生地からわずかに水が染み込んでくるくらい。

セミドライスーツはウェットスーツの一種

ウェットスーツの中でも生地が厚くて断熱性が高く、起毛などの保温性素材の活用率も高く、ファスナーなどが厳重で防水性が高く、通常のウェットスーツよりも体温が奪われにくくなるアイテムです。

SUPフィッシングに向くウェットスーツとは

SUPフィッシングとサーフィンとでは濡れ方が違う

SUPフィッシングはサーフィンと違い、常に水に浸かっているわけではありませんし、波の下をくぐることもありません。
ウェットスーツの上に防風ジャケットや、ライジャケも重ね着できるので、サーフィンよりも断熱性や保温性をひとクラス落としても問題になりにくく、真冬でもセミドライは不要と判断しています。(個人差アリ)
もちろんブーツを履いているので、足元の防寒はバッチリです。(個人差アリ)
万一保温性が足りなければ起毛インナーを着て対処できるレベルだと思います。

湘南よりも外気温や水温が低いようなら、セミドライも有力な選択肢になります。


ワタクシはワークマンで購入した「防寒ウィンドシェル ジャケット」を使用してます。
ジャージのようなストレッチ素材の内側に防風シートが入っていて、裏側はフリース付きで保温力もあります。
ウェットスーツの上から着るだけで、かなり暖かくなりますし、濡れても重くならず、冬のSUPフィッシングに重宝します。

サーフィンにはない「あぐら」姿勢

SUPフィッシングの場合、ボードの上であぐら姿勢になる事が多々あると思います。
ウェットスーツの生地が厚いとあぐらをかく動作が結構辛いですし、股の部分に負荷がかかって浸水の原因となります。
股間からの浸水は大変な苦痛で、致命的に体温を奪われるので、個人的には絶対に避けたいです。

良く伸びて耐久性のある生地と、きちんとした縫製とシール処理が重要になりますが、割とお高めのウェットスーツでも、厚めの生地だと、股の部分は弱点だったりします。

素材はスキンよりもジャージをオススメ

スキンは見た目につるりとしていて、防風性に優れ乾きやすいという特徴がありますが、耐久性に乏しくちょっとした傷から致命的なダメージを負うこともしばしば。
経年劣化も早いです。
ワタクシも以前、非常に高価なウェットスーツをシーズン途中で駄目にした以降、避けるようになりました。

真冬はやっぱりフルスーツ以上をオススメ

落水後に一瞬で凍えるような装備だと、低体温症の地獄を見ます。
冷たい海水に転落してもSUPに再上艇出来るだけの断熱性は考慮しておくべきです。
ロングジョン(袖なし長ズボン)をベースにタッパーを重ね着すると腹回りが分厚くなって暖かいですが、水に浸かると浸水して冷えやすいので要注意です。

ブーツも必要です

フルスーツだけでは足がむき出しになるので、サーフィン用のブーツを履きましょう。
ブーツの上にウェットスーツの裾を被せて履くので、間違えないで下さい。
湘南なら厚さ3ミリで大丈夫だと思いますが、より暖かい5ミリもあるので、お好みで選びましょう。
メーカーによってフィット感が違うので、ブーツはお店で試し履きをして買いましょう。

グローブはお好みで

ワタクシは真冬はモンベルの「クリマプレン スリーフィンガーレス フィッシンググローブ」を使ってます。(写真上)
暖かさや手感度の良さでは冬のサーフアジングでも使っている「クリマバリア フィンガーレス フィッシンググローブ」(写真下)も優秀ですが、パドリングで酷使すると、耐久性が気になります。

今回新調したのはこちらのウェットスーツ



胴体と足が3ミリ、腕が2ミリ厚の生地を使用したウェットスーツです。オール3ミリが欲しかったのですがラインナップされておらず。
フルオーダーして買っていた頃の1/4以下で購入でき、超安価😍に感じます

コンパクトに畳まれて到着しました


フィット感

身長176センチ体重72キロのワタクシは、サイズチャート上ピッタリとなるLサイズを購入しました。

実際に着た印象は、首と手首足首を締め気味にして、その他を緩めにして汎用性を持たせていると感じました。
流石にフルオーダーのウェットスーツと比較するとフィット感に差はありますが、この価格でウェットスーツを購入できるのは嬉しいですね。

縫製や縫製部分からの浸水や素材の耐久性

実際に一度使った結果は、問題なし。
耐久性は1シーズン経過後に判断したいですね。

万が一シールが甘かったり、股間辺りから浸水した場合は、シールの補強に使える接着剤があるんです。
これは本当にオススメですよ。

ドライスーツの事はわかりません😮

やっぱり快適なのかな?
濡れないのは魅力的なので検討したのですが、お高いのと、浸水したら地獄を見そうなので、なかなか手を出せません😅

管理人お気に入りのSUPフィッシング用品

SUP

最初の一本には、AquaMarina(アクアマリーナ) DRIFTをお勧め。
「SUP」や「SUPの上で釣りをする」ことに慣れるには、安定性が高いSUPをお勧めします。
ステップアップには、WOWSEA Flyfish F2をお勧めします。
運動能力や体力に自信がある方は、最初からこちらを使っても良いと思います。
アクアマリーナDRIFTより劣るものの十分な安定性があり、幅が狭い分漕ぎやすいです。
もっと速く漕いでみたいあなたには、WOWSEA Traveller W1をお勧めします。
漕ぎ手次第でより早く漕げるようです。

パドル

適切なブレード形状を有するパドルの中でも、非常にリーズナブルなairSUP アルミ・3ピース・パドルをお勧めします。
SUPに付属するパドルに満足できない場合、選択肢の多くはSUP本体に迫るようなお高いもの。
こちらは安価ですが使い心地が良く、満足できます。

フラッグ関連

SUPフィッシング中に自らの存在を周囲にアピールして事故を未然に防ぐには、フラッグを高く掲げたいところ。
ワタクシはお安い釣竿【オルルド釣具】 コンパクト延べ竿「ノベルドA」2.4mを旗竿に流用し、SUPに増設したロッドホルダーKOZEEY360度 調整可能 カヤック 漁船 レール側 マウント ロッド ホルダーにフラッグを掲げています。
旗も高品質なものTOMAC 紐付色旗 ポリエステル IHP-03-05 赤 35×45㎝が格安で入手可能です。

魚探関連

釣果向上とともに、自らの移動速度や流されている速度と向きをリアルタイムに把握することができるGPS魚探は、SUPフィッシングをより安全に楽しむうえでもお勧めです。
ワタクシは、Garmin (ガーミン) ストライカー プラス 4を使っています。
海底の様子を等深線図として記録でき、位置の登録をすれば、自分だけのMapを作ることができます。
もちろんGPS付きなので、速度や方向もリアルタイムに把握できます。
魚探は12v駆動ですが、小型軽量化のためモバイルバッテリーで稼働させたかったので、WITRN PDC003 USB-C PD トリガーケーブル 電源ケーブル DCプラグ 5.5mm/2.5 2.1mm 12V を用いて、モバイルバッテリーから12v出力をさせています。
魚探付属のケーブルとトリガーケーブルの接続には、KAUMO DC電源コネクタ 外径5.5mm 内径2.1mm を用いました。
魚探の電源関連一式は、サンコー ハンディボックスMT(セット) 青 に収めています。
大きさ的にモバイルバッテリーと電源コードを収めるには丁度良いですが、防水ではないので、ジップロックそっくりな袋を使って電源回りの防水をしてます。
魚探本体はこの箱の上に固定しています。

ランディングネット・フィッシュグリップ

50㎝程度までの魚なら、軽く、取り回ししやすい、クロスファクター(CROSS FACTOR) ランディングネット ランガンラバーネット AFV002 をお勧めします。
ワラサクラスや大型のタチウオ、サワラなどを狙う場合、プロックス(PROX) ラバーランディングネット19型 をお勧めします。
フィッシュグリップは、1091(イレグイ) フィッシュグリップ をお勧めします。
操作が軽くてしっかりしており、ホールド感もばっちり。
それでいて安価なのに、全然錆びずに調子よいので、こちらもお勧めします。

ロッド

100gくらいまでのジグをゆったり目に動かしたり、タイラバをする際には、ジギンガーZ 1.5mスピニング/ベイト兼用 をお勧めします。
1.5mという短さと絶妙なリール位置が効いてジグのしゃくりが異様に軽く、特に太刀魚ジギングでは、疲れに大きな差が出ます。

太刀魚ジグ

太刀魚には 鏡牙ジグばかり使っていて、他のジグは出番がありません。

PEライン

PEラインはエックスブレイド(X-Braid) スーパー ジグマン X8 300m 1号/20lb にしてからライントラブルが激減しました。しかもかなり長持ちします。
価格も高すぎず、コスパはかなり優秀です。
お勧めです。

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