174回目のSUP、165回目のSUPフィッシング、2025年の第15回目となる今回も、乗っ込み真鯛狙い。今回はようやく風が合い東京湾へ繰り出しました。
SUPフィッシングをする際はご注意を
- 茅ヶ崎の海で遊ぶ際は最低限このルールを守るようにしましょう。
- ルールに記載がなくても周りの方々の迷惑になる行為は避けましょう。
- ルールは常に最新版を確認するようにしましょう。
- 他の地域にも同様のルールがあると思いますので、事前に最新版を確認してルールを逸脱しないようにしましょう。
- 海上保安庁 海の事故対策へのリンク
- 水産庁 遊漁・海面利用の基本的ルールへのリンク
- 【衝撃データ】SUPの事故急増 へのリンク
小型船舶のルールもご参考まで
他の船舶などとすれ違うときの基本的なルールなどが分かりやすく書いてあるので、理解しておきましょう。
2週連続でSUPフィッシングを断念
この釣行の前も当然乗っ込み真鯛狙いをしたかったのですが、2週連続で海に来たものの風が強まり断念しています。
今回の予報も、西湘は風以前にショアブレイクが気になる予報だったので、東京湾に行くことにしました。
東京湾の中でも激流エリアとして知られるこの辺りは、大潮周りは流れがキツく風と潮流のダブルパンチを喰らうと漕いでも全く進まなくなる恐れがあるので、新場所開拓はせず、実績ポイントに入る事にしました。
5時オープンの駐車場に停め、朝6時前に沖へ向かいました。
絶好のSUPフィッシング日和
風が弱くて絶好のSUPフィッシング日和です。
大型船からの引き波の多さは相変わらずですが、まずは潮上方面へ漕いでいきます。
すぐに騒ついた海面を発見し、近付いてみると大量のベイトを確認。
この辺りは戻ってきた際に調査する事にして、実績ポイント付近へ急ぎます。
3週間ぶりだからか、漕いでも進みが悪い気がします💧
今回はタイラバメインに、ジグも用意。
ベイトがいるならジグを落とすつもりです。
大潮らしく速い潮流
水温は14度台。
少し先にざわつく海面があって鳥たちが集まっていたのですが、今回は真鯛狙いに専念する事にして、実績ポイント付近に発見した潮目に沿って流してみます。
この辺りは起伏が多いエリアで、流し始めは水深20m前後。
まずはタイラバを落とします。
シンカーは60g
ユニットは自作の3段の段差を持つ三本針。
一本目はシンカーの極力近くにセットしました。
3回目の巻き上げ時に、魚探は水深10m付近に何かが居るのを捉えていました。
その辺りまで巻き上げると、乱暴な当たり!
早々に真鯛をゲットできました。
なかなかの好サイズ。
流し直す度に釣れる高活性
シーアンカーを入れて3km/h弱で流される状況。
あっという間に流されるので、魚を処理した後はすぐに流し直します。
海流のせいかやたらと巻きが重たい💦
魚の気配も濃厚なので前当たりを疑い、一度タイラバチェック。
落とし直すと、極めて微妙な気配を感じます。
超デッドスローで巻き続けると、1匹目より強烈な反転!ヒットに持ち込めました。
しかしスプールを押さえて合わせたところ、なんと切れてしまいました😰ラインが痛んでいたのか…
気を取り直して予備のリーダーを使ってラインシステムを再建します。
60gのシンカーを失い、45gの小ぶりなシルエットのシンカーに変更。
ユニットは同様の三段段差の三本針です。
ジャッカルのネクタイは底を付いたため、いつも西湘で使っているシンプルなものを試してみます。
仕掛けの準備が済んだら、流し直しします。
風向きが変わるも、活性の高さに変わりなし
先ほどまでとは違うコースを流します。
すると風向きが流れと逆に変わりました。そこでSUPの移動速度を風の力で減衰しようとシーアンカーを引っ込めましたが、相変わらず3km/h弱で流される状況です。
このエリアは、どうもラインの放出量が多いのですが、リトリーブするとすぐにラインが立つので、中層に流れの強い部分がありそうです。
しばらく探っているとボトムから数回転したところで微かな気配を感じ、リトリーブ速度を抑えて待っていると反転!
合わせも決まりました。
最初のうちは小さな鯛だと思ってましたが、徐々に引きが強くなっていきます。
正体は婚姻色に染まった、良型真鯛でした。
いつも西湘で使っているタイラバが、東京湾でも通用しました。
高活性なこの時期だからでしょうか?
手早く処理して、再び流し直します。
直後の流しは不発だったが…
その次の流しでは、最初から喰ってきます。
ボトムから13回転程で突くような当たりがあり、そのままステイしていると反転、合わせも決まりました。
怖いくらいに釣れます。
この日一番大きい真鯛が釣れました。
風が強まる
3匹目はキープするか悩んだ上、持ち帰る事にしました。
ちょうどこの頃から風が強まったため、まだだいぶ早いですが、潮に押されて元の場所まで戻る事にしました。
戻りながら釣りを続けていると、水深40m付近でボトムから5回転程巻いた辺りで当たり!
なんと5ヒット目です。
少々小振りだったのと、既に3匹キープしているので、この真鯛はリリースしました。
それにしても、今までの鬱憤を晴らす爆釣入れ喰い。
岸に戻ったのは8時前。
2時間以内の釣行で5ヒット4キャッチ3キープは出来過ぎです。
また良い思いができるよう、頑張ります。
43cm、46cm、55cmと、良型揃いでした。
動画
管理人お気に入りのSUPフィッシング用品
SUP
最初の一本には、AquaMarina(アクアマリーナ) DRIFTをお勧め。
「SUP」や「SUPの上で釣りをする」ことに慣れるには、安定性が高いSUPをお勧めします。
ステップアップには、WOWSEA Flyfish F2をお勧めします。
運動能力や体力に自信がある方は、最初からこちらを使っても良いと思います。
アクアマリーナDRIFTより劣るものの十分な安定性があり、幅が広すぎない分漕ぎやすいです。
もっと速く漕いでみたいあなたには、WOWSEA Traveller W1をお勧めします。
漕ぎ手次第でより早く漕げるようです。
パドル
適切なブレード形状を有するパドルの中でも、非常にリーズナブルなairSUP アルミ・3ピース・パドルをお勧めします。
SUPに付属するパドルに満足できない場合、選択肢の多くはSUP本体に迫るようなお高いもの。
こちらは安価ですが使い心地が良く、満足できます。
フラッグ関連
SUPフィッシング中に自らの存在を周囲にアピールして事故を未然に防ぐには、フラッグを高く掲げたいところ。
ワタクシはお安い釣竿【オルルド釣具】 コンパクト延べ竿「ノベルドA」2.4mを旗竿に流用してます。
SUPに増設したロッドホルダーKOZEEY360度 調整可能 カヤック 漁船 レール側 マウント ロッド ホルダーに、フラッグを掲げています。
旗も高品質なものTOMAC 紐付色旗 ポリエステル IHP-03-05 赤 35×45㎝が格安で入手可能です。
魚探関連
釣果向上とともに、自らの移動速度や流されている速度と向きをリアルタイムに把握することができるGPS魚探は、SUPフィッシングをより安全に楽しむうえでもお勧めです。
ワタクシは、Garmin (ガーミン) ストライカー プラス 4を使っています。
海底の様子を等深線図として記録でき、位置の登録をすれば、自分だけのMapを作ることができます。
もちろんGPS付きなので、速度や方向もリアルタイムに把握できます。
魚探は12v駆動ですが、小型軽量化のためモバイルバッテリーで稼働させたかったので、WITRN PDC003 USB-C PD トリガーケーブル 電源ケーブル DCプラグ 5.5mm/2.5 2.1mm 12V を用いて、モバイルバッテリーから12v出力をさせています。
このケーブルは、12v出力が可能なUSB-PD対応のモバイルバッテリーと組み合わせるものです。
魚探付属のケーブルとトリガーケーブルの接続には、KAUMO DC電源コネクタ 外径5.5mm 内径2.1mm を用いました。
魚探の電源関連一式は、サンコー ハンディボックスMT(セット) 青 に収めています。
大きさ的にモバイルバッテリーと電源コードを収めるには丁度良いですが、防水ではないので、ジップロックそっくりな袋を使って電源回りの防水をしてます。
魚探本体はこの箱の上に固定しています。
ランディングネット・フィッシュグリップ
軽く、取り回ししやすい、クロスファクター(CROSS FACTOR) ランディングネット ランガンラバーネット AFV002 をお勧めします。
60センチの真鯛がちょうど収まる大きさです。
収納時は短く、使う時は伸ばしてと、柄を収縮出来るのも良いです。
使い勝手が良く出番が多いので、ブリや77cmの真鯛もこのランディングネットで獲ってます。
ブリクラスや大型のタチウオ、サワラなどを狙う場合、プロックス(PROX) ラバーランディングネット19型 をお勧めします。
フィッシュグリップは、超定番のボガグリップ 30lbをお勧めします。
正直お高いので買うまで葛藤しましたが、大物を釣るようになり確実にホールド出来る事に重点を置いて選びました。
類似品とは全く異なる操作感と質感があって、それだけでも満足度が高いです。
もちろんホールド力も、不満はありません。
確かにお高いですが、一生物と考えれば、結果的に安上がりかも。
ロッド
100gくらいまでのジグをゆったり目に動かしたり、タイラバをする際には、ジギンガーZ 1.5mスピニング/ベイト兼用 をお勧めします。
1.5mという短さと絶妙なリール位置が効いてジグのしゃくりが異様に軽く、特に太刀魚ジギングでは、疲れに大きな差が出るので手放せない1本になってます。
スピニングリールを用いて150g程度までのジギングには、メジャークラフト New ソルパラ ライトジギング SPXJ-S64M/LJ をお勧めします。
77cmの真鯛がヒットした時もロッドのパワーが勝り、安心してやり取りができました。
軽めのルアーは気持ちよくキャストできますし、60g程度のジギングも気持ちよくこなせるロッドです。当然こちらも安価です。84cmのブリも何とかキャッチできました。
SUPでアマダイ釣りをするなら、PRO MARINE バトルスティック攻タコ150 をお勧めします。
このロッドはタコエギと錘をリズミカルにしゃくれるパワーと先調子を備えているので、水深100mで50号の錘で海底をトントン叩くのは朝飯前ですし、当たりもしっかりと取れます。一般的なアマダイ仕掛けではハリスが長くてSUPの上では扱いが難しいですが、短ハリス仕掛けにすると、このロッドとの相性もよく、SUP上でもアマダイ釣りが捗ります。
お手軽にタイラバにチャレンジしたい方には PRO MARINE PGワンダーショット20-150 をお勧めします。
送料込みで4000円しなかったこのロッドは、グラスのワンピースロッドです。
ワンピースとはいえ全長150cmですので、スピニングのジギングロッドと同じくらいの仕舞い寸法です。
タイラバでは水深80m位まで、100g位までのヘッドが使い心地が良いですが、水深100mエリアで120gのタイラバを使ってもしっかり釣果が上がります。
竿尻からリールフットまでの距離がスピニングのSLJロッドと同程度、ジギンガーZより10cm位短かく重いジグをしゃくるのは苦手な感じですが、タイラバをするにはちょうど良いと感じます。
タイラバで繊細な当たりを取りたいなら、メジャークラフト レッドバック 1G-Class RB1-B69L/Sをお勧めします。
YouTuberの焼きおにぎりさんが絶賛している、コスパ最強のソリッドティップタイラバロッドです。
「巻き続けるだけで自然とフッキングにまで持ち込めるオートマティックなブランク」という謳い文句を実感できます。
リール
スピニングリール
ドラグ性能が秀逸なPENNのリールをお勧めします。
特にSlammerシリーズは、頑強なフルメタルボディと、IPX6の高い防水性能を誇り、過酷なSUPフィッシングでも安心です。
Slammer 4 4500 は、ライトジギングロッドとの組み合わせで青物とのファイトも不安がありません。
また、 Slammer 4 DX 3500はライトな釣りから青物まで幅広く対応。ステンレスギアに変更して耐久性をさらに高めてあるので、ガンガン使えます。
以前は2500番のリールも使っていましたが、巻取り量やパワーが若干足りないと感じたので、SUPフィッシングには3~4000番のリールが丁度良いと思います。
両軸リール
左ハンドル、ドラグ作動時のクリック音、フォール中も追随するレベルワインダー、PE1号を400m巻けるラインキャパシティ。
これらを実売1万円程度で入手できる、テイルウォーク タイゲーム ワイド VTN 64BL をお勧めします。
元々ディープタイラバ用に発売されているリールなので、タイラバはお手のもの。
もちろんジギングに使用しても、問題ありません。
私は40号の錘を使ったアマダイ釣りにも活用してます。
非常に使い勝手が良く気に入っており、活用範囲を広げていくつもりです。
そして、カウンター付きの両軸リールの中でもリーズナブルな価格と性能を両立している、18グラップラープレミアム151XG。
- ラインキャパ:PE1号 330m
- 巻き取り量:ひと巻き81cm
- スプールの動作に連動するレベルワインダー
- 作動時に音がするドラグ
と、必要な機能は備わっており、更にタイゲームには無い
- フォールレバー
- カウンター
が付いてきます。
遊びが少ないかっちりとしたフィーリングで、タイラバに重要とされる等速巻きは非常にやり易いですし、緩急付けた巻き方も自由自在です。
ドラグも良い感じに仕事をしてくれ、ドラグ音も聞こえやすくて良いです。
← グラップラープレミアム タイゲームワイド→
PEライン
PEラインはエックスブレイド(X-Braid) スーパー ジグマン X8 300m 1号/20lb にしてからライントラブルが激減しました。しかもかなり長持ちします。
価格も高すぎず、コスパはかなり優秀です。
お勧めです。
太刀魚ジグ
太刀魚には 鏡牙ジグばかり使っていて、他のジグは出番がありません。
この手のジグの中では安価な方なので、各色揃えるにも便利なラインナップです。アシストフック
アシストフックは自作しています。
アシストライン
アシストフック
- タチウオジグにはLサイズ、TGベイトやダイソージグなどにはMサイズを使用中ですが、Lサイズに統一するかも。
- シーブレイド10号との組み合わせでは、アシストラインが絡むこともなく、快適です。
- タイラバ用には、チヌ針5号を使用
- シーブレード8号との組み合わせで、快適に使用できます。
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