175回目のSUP(サップ)、166回目のSUPフィッシング(サップフィッシング)、2025年の第16回目となる今回は、前回釣行で良い思いをした東京湾へ再びタイラバで乗っ込み真鯛狙いに行ってきました。
SUPフィッシングをする際はご注意を
- 茅ヶ崎の海で遊ぶ際は最低限このルールを守るようにしましょう。
- ルールに記載がなくても周りの方々の迷惑になる行為は避けましょう。
- ルールは常に最新版を確認するようにしましょう。
- 他の地域にも同様のルールがあると思いますので、事前に最新版を確認してルールを逸脱しないようにしましょう。
- 海上保安庁 海の事故対策へのリンク
- 水産庁 遊漁・海面利用の基本的ルールへのリンク
- 【衝撃データ】SUPの事故急増 へのリンク
小型船舶のルールもご参考まで
他の船舶などとすれ違うときの基本的なルールなどが分かりやすく書いてあるので、理解しておきましょう。
出来過ぎだった前回は単なるまぐれなのか?
前回釣行は東京湾で乗っ込み真鯛をタイラバで狙い、5ヒット4キャッチ3キープと期待以上の出来過ぎ釣果でした。
しかし、あまりの好調さに単なるまぐれでは?との疑念も💧
そこで、再び同じポイントで再現できるか試すことにしました。
前日は暴風雨。予報通りに落ち着くのか?
明け方には風が弱まる予報ですが、前日は暴風雨。
予報も上振れすると、SUPフィッシングには不向き。
しかも朝一はやや強めで、しばらくすると落ち着く予報になっているので、朝一は諦めてゆっくりスタートするつもりで就寝。
5時前に目が覚めたので、風の実況を確認すると何とほぼ無風!
慌てて支度して、ポイントに急行しました。
7時前に沖へ向かう
今回水温は15度半ばと、数日前よりも1℃程度上昇。
風は吹いているものの、十分安全圏内。
同じ場所から出ていつもと違うポイントを開拓しようかとも思ったのですが、風向き的にリスクがある為断念し、前回同様のエリアを探ることにします。
SUPを浮かべる前に魚群探知機(魚探(ぎょたん))とGoProの電源を入れたのですが、SUPを浮かべると魚探の電源が落ちている💧
端子を抜き差ししても復活せず、魚探無しで沖へ向かいます。
しばらくすると魚探復活
SUPの進みが妙に遅く感じつつ、狙っていたエリアに到着。
魚探のバッテリーを抜き差しするなど試すものの、うんともすんとも言いません。
試しにタイラバを落とすと10m以下と浅すぎたため、流し直しします。
直後のポイントはそれなりの水深。しかも放置していた魚探が何故か復活しました。
シーアンカーを入れて1.5km/h程度で流される、とてもやりやすいコンディション。
流し直ししようと思い魚探を見ると、意外といい感じに流れていることが分かり、そのまま継続。
やはりGPS魚探は偉大です。
直後に真鯛をゲット
シンカーは60g、ユニットは自作3本針ですが前回とは異なり、シンカー近くの2本は地獄針仕様です。
このタイプのユニットは昨年多用していて、実績豊富です。
前回も普通に釣れた湘南仕様のラバーで探ります。
20m前後のエリアを探っていると当たりがあり、フッキングに成功。
およそ水深10m付近に映る何かは真鯛だったようです。
自宅で測ると41cmでした。
崖沿いは狙い目か?
その後も微妙な感触を感じ取るものの乗せることが出来ず、流し直しても思うようなコースを通らない難しい状況に。
フラットな砂地周囲にある切り立った崖付近まで流されると、微妙なタッチを感じます。
デッドスローに切り替えると追い食いをしてきて、フッキングに成功!
引きは真鯛の其れそのものですが、軽い。
正体は小振りな真鯛でした。これはリリースしました。
また、今まではこのタッチを見逃していた気がします。
高活性の時は様々な事象の再現性が高くて、学ぶには良い機会ですね。
ボトム付近の流れがキツくなってきた
何度か流し直していると潮流に変化が生じ、ボトムの方の流れが強まっているようです。
水深30mなのにラインは60m以上も放出されるような状況です。
こまめに投入し直して対処します。
すると、ボトム付近でヒット!
またもや小振りの真鯛でしたが、塩焼きにちょうど良さそうなサイズ感だったので、キープ。
自宅で測ると33cmでした。
これが東京湾の激流なのか?
風が弱まってきたので、シーアンカーを使わない状況になりますが、潮流で流されます。
なんと3.5km/hオーバーです。
潮上に漕ぐ速度とほぼ同等なので、10分漕いだら10分釣りができる、といった塩梅。
しかも水深30mなのにラインが90m以上も放出された挙句、着底していない様子😅
釣りにならないし、安全上のリスクもあるため、撤収しました。
前回の大潮よりも今回の中潮の方が流れがキツくて参りました。
もし風だけを見て潮下方面へ新規開拓に行ってたら、帰って来るには相当漕ぐ必要がありますし、更に流れが強まったら太刀打ちできないかもしれません。
このポイントに入る際は、もっと慎重になった方が良さそうです。
動画
管理人お気に入りのSUPフィッシング用品
SUP
最初の一本には、AquaMarina(アクアマリーナ) DRIFTをお勧め。
「SUP」や「SUPの上で釣りをする」ことに慣れるには、安定性が高いSUPをお勧めします。
ステップアップには、WOWSEA Flyfish F2をお勧めします。
運動能力や体力に自信がある方は、最初からこちらを使っても良いと思います。
アクアマリーナDRIFTより劣るものの十分な安定性があり、幅が広すぎない分漕ぎやすいです。
もっと速く漕いでみたいあなたには、WOWSEA Traveller W1をお勧めします。
漕ぎ手次第でより早く漕げるようです。
パドル
適切なブレード形状を有するパドルの中でも、非常にリーズナブルなairSUP アルミ・3ピース・パドルをお勧めします。
SUPに付属するパドルに満足できない場合、選択肢の多くはSUP本体に迫るようなお高いもの。
こちらは安価ですが使い心地が良く、満足できます。
フラッグ関連
SUPフィッシング中に自らの存在を周囲にアピールして事故を未然に防ぐには、フラッグを高く掲げたいところ。
ワタクシはお安い釣竿【オルルド釣具】 コンパクト延べ竿「ノベルドA」2.4mを旗竿に流用してます。
SUPに増設したロッドホルダーKOZEEY360度 調整可能 カヤック 漁船 レール側 マウント ロッド ホルダーに、フラッグを掲げています。
旗も高品質なものTOMAC 紐付色旗 ポリエステル IHP-03-05 赤 35×45㎝が格安で入手可能です。
魚探関連
釣果向上とともに、自らの移動速度や流されている速度と向きをリアルタイムに把握することができるGPS魚探は、SUPフィッシングをより安全に楽しむうえでもお勧めです。
ワタクシは、Garmin (ガーミン) ストライカー プラス 4を使っています。
海底の様子を等深線図として記録でき、位置の登録をすれば、自分だけのMapを作ることができます。
もちろんGPS付きなので、速度や方向もリアルタイムに把握できます。
魚探は12v駆動ですが、小型軽量化のためモバイルバッテリーで稼働させたかったので、WITRN PDC003 USB-C PD トリガーケーブル 電源ケーブル DCプラグ 5.5mm/2.5 2.1mm 12V を用いて、モバイルバッテリーから12v出力をさせています。
このケーブルは、12v出力が可能なUSB-PD対応のモバイルバッテリーと組み合わせるものです。
魚探付属のケーブルとトリガーケーブルの接続には、KAUMO DC電源コネクタ 外径5.5mm 内径2.1mm を用いました。
魚探の電源関連一式は、サンコー ハンディボックスMT(セット) 青 に収めています。
大きさ的にモバイルバッテリーと電源コードを収めるには丁度良いですが、防水ではないので、ジップロックそっくりな袋を使って電源回りの防水をしてます。
魚探本体はこの箱の上に固定しています。
ランディングネット・フィッシュグリップ
軽く、取り回ししやすい、クロスファクター(CROSS FACTOR) ランディングネット ランガンラバーネット AFV002 をお勧めします。
60センチの真鯛がちょうど収まる大きさです。
収納時は短く、使う時は伸ばしてと、柄を収縮出来るのも良いです。
使い勝手が良く出番が多いので、ブリや77cmの真鯛もこのランディングネットで獲ってます。
ブリクラスや大型のタチウオ、サワラなどを狙う場合、プロックス(PROX) ラバーランディングネット19型 をお勧めします。
フィッシュグリップは、超定番のボガグリップ 30lbをお勧めします。
正直お高いので買うまで葛藤しましたが、大物を釣るようになり確実にホールド出来る事に重点を置いて選びました。
類似品とは全く異なる操作感と質感があって、それだけでも満足度が高いです。
もちろんホールド力も、不満はありません。
確かにお高いですが、一生物と考えれば、結果的に安上がりかも。
ロッド
100gくらいまでのジグをゆったり目に動かしたり、タイラバをする際には、ジギンガーZ 1.5mスピニング/ベイト兼用 をお勧めします。
1.5mという短さと絶妙なリール位置が効いてジグのしゃくりが異様に軽く、特に太刀魚ジギングでは、疲れに大きな差が出るので手放せない1本になってます。
スピニングリールを用いて150g程度までのジギングには、メジャークラフト New ソルパラ ライトジギング SPXJ-S64M/LJ をお勧めします。
77cmの真鯛がヒットした時もロッドのパワーが勝り、安心してやり取りができました。
軽めのルアーは気持ちよくキャストできますし、60g程度のジギングも気持ちよくこなせるロッドです。当然こちらも安価です。84cmのブリも何とかキャッチできました。
SUPでアマダイ釣りをするなら、PRO MARINE バトルスティック攻タコ150 をお勧めします。
このロッドはタコエギと錘をリズミカルにしゃくれるパワーと先調子を備えているので、水深100mで50号の錘で海底をトントン叩くのは朝飯前ですし、当たりもしっかりと取れます。一般的なアマダイ仕掛けではハリスが長くてSUPの上では扱いが難しいですが、短ハリス仕掛けにすると、このロッドとの相性もよく、SUP上でもアマダイ釣りが捗ります。
お手軽にタイラバにチャレンジしたい方には PRO MARINE PGワンダーショット20-150 をお勧めします。
送料込みで4000円しなかったこのロッドは、グラスのワンピースロッドです。
ワンピースとはいえ全長150cmですので、スピニングのジギングロッドと同じくらいの仕舞い寸法です。
タイラバでは水深80m位まで、100g位までのヘッドが使い心地が良いですが、水深100mエリアで120gのタイラバを使ってもしっかり釣果が上がります。
竿尻からリールフットまでの距離がスピニングのSLJロッドと同程度、ジギンガーZより10cm位短かく重いジグをしゃくるのは苦手な感じですが、タイラバをするにはちょうど良いと感じます。
タイラバで繊細な当たりを取りたいなら、メジャークラフト レッドバック 1G-Class RB1-B69L/Sをお勧めします。
YouTuberの焼きおにぎりさんが絶賛している、コスパ最強のソリッドティップタイラバロッドです。
「巻き続けるだけで自然とフッキングにまで持ち込めるオートマティックなブランク」という謳い文句を実感できます。
リール
スピニングリール
ドラグ性能が秀逸なPENNのリールをお勧めします。
特にSlammerシリーズは、頑強なフルメタルボディと、IPX6の高い防水性能を誇り、過酷なSUPフィッシングでも安心です。
Slammer 4 4500 は、ライトジギングロッドとの組み合わせで青物とのファイトも不安がありません。
また、 Slammer 4 DX 3500はライトな釣りから青物まで幅広く対応。ステンレスギアに変更して耐久性をさらに高めてあるので、ガンガン使えます。
以前は2500番のリールも使っていましたが、巻取り量やパワーが若干足りないと感じたので、SUPフィッシングには3~4000番のリールが丁度良いと思います。
両軸リール
左ハンドル、ドラグ作動時のクリック音、フォール中も追随するレベルワインダー、PE1号を400m巻けるラインキャパシティ。
これらを実売1万円程度で入手できる、テイルウォーク タイゲーム ワイド VTN 64BL をお勧めします。
元々ディープタイラバ用に発売されているリールなので、タイラバはお手のもの。
もちろんジギングに使用しても、問題ありません。
私は40号の錘を使ったアマダイ釣りにも活用してます。
非常に使い勝手が良く気に入っており、活用範囲を広げていくつもりです。
そして、カウンター付きの両軸リールの中でもリーズナブルな価格と性能を両立している、18グラップラープレミアム151XG。
- ラインキャパ:PE1号 330m
- 巻き取り量:ひと巻き81cm
- スプールの動作に連動するレベルワインダー
- 作動時に音がするドラグ
と、必要な機能は備わっており、更にタイゲームには無い
- フォールレバー
- カウンター
が付いてきます。
遊びが少ないかっちりとしたフィーリングで、タイラバに重要とされる等速巻きは非常にやり易いですし、緩急付けた巻き方も自由自在です。
ドラグも良い感じに仕事をしてくれ、ドラグ音も聞こえやすくて良いです。
← グラップラープレミアム タイゲームワイド→
PEライン
PEラインはエックスブレイド(X-Braid) スーパー ジグマン X8 300m 1号/20lb にしてからライントラブルが激減しました。しかもかなり長持ちします。
価格も高すぎず、コスパはかなり優秀です。
お勧めです。
太刀魚ジグ
太刀魚には 鏡牙ジグばかり使っていて、他のジグは出番がありません。
この手のジグの中では安価な方なので、各色揃えるにも便利なラインナップです。アシストフック
アシストフックは自作しています。
アシストライン
アシストフック
- タチウオジグにはLサイズ、TGベイトやダイソージグなどにはMサイズを使用中ですが、Lサイズに統一するかも。
- シーブレイド10号との組み合わせでは、アシストラインが絡むこともなく、快適です。
- タイラバ用には、チヌ針5号を使用
- シーブレード8号との組み合わせで、快適に使用できます。
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