177回目のSUP、168回目のSUPフィッシング、2025年の第18回目となる今回は、東京湾の新場所開拓。タイラバで乗っ込み真鯛を狙いに行ってきました。
SUPフィッシングをする際はご注意を
- 茅ヶ崎の海で遊ぶ際は最低限このルールを守るようにしましょう。
- ルールに記載がなくても周りの方々の迷惑になる行為は避けましょう。
- ルールは常に最新版を確認するようにしましょう。
- 他の地域にも同様のルールがあると思いますので、事前に最新版を確認してルールを逸脱しないようにしましょう。
- 海上保安庁 海の事故対策へのリンク
- 水産庁 遊漁・海面利用の基本的ルールへのリンク
- 【衝撃データ】SUPの事故急増 へのリンク
小型船舶のルールもご参考まで
他の船舶などとすれ違うときの基本的なルールなどが分かりやすく書いてあるので、理解しておきましょう。
新規ポイント開拓!寝不足釣行でまさかの真鯛ゲット!
いつものSUPフィッシングポイントから目と鼻の先にあるものの、潮流の速さからこれまで足を踏み入れられなかった岬の向こう側。
今回は満を持して、この未知のポイントを開拓しに行ってきました!
絶好のSUPフィッシング日和…のはずが?
24時間営業の駐車場があるこの場所。日の出が4時半頃なので、4時には現地入りし、5時前には沖に出る計画でした。
逆算すると2時半起き、3時出発。しかし、前日からのワクワクで寝付けず、痛恨の寝不足での釣行となりました。
それでも気合で5時前には沖へ向かいました!
タックル
タイラバ
リール:18グラップラープレミアム151XG
ライン:PE1.0 / 20lb
ヘッド:ダイソー60g
ネクタイ:ジャッカル ビンビンスイッチT+ネクタイ マイクロカーリーワイド
タイジグ
ロッド:ジギンガーZ 150
リール:Penn Slammer 4 DX 3500
ライン:PE1.0 / 20lb
タイジグ:タックルハウス タイジグスリム60g
まずはポイント探索から
潮上に進みたかったので、周囲の様子をうかがいながらゆっくり沖へ。インサイドはベイト反応が豊富でしたが、水深10mを超えたあたりからパタリと反応が途絶えました。
再び反応が出始めた水深14mラインから釣りを開始。潮はわずかに北へ流れているものの、ほとんど動いていない状態です。
魚の気配は感じるもののタイラバへの反応は薄く、早々に切り上げて潮が効いている場所を探すことにしました。
水深20mラインでベイト反応発見!
地形が分からないため、潮目を頼りに進んでいると、水深20mラインでベイトらしき反応を発見!ここで釣りを再開します。
潮目の脇ということもあってか、この場所はしっかりと北方向に潮が流れています。
魚探にはフィッシュイーターの気配はないものの、タイラバに違和感が……波の揺れか?
すると、表層から10m付近までベイトが映り、その下にフィッシュイーターがいるのではと期待できる反応が出始めました!しかし、タイラバにはヒットしません。
前日の雨のせいか、海水は茶色く濁っているように見えます。タイラバは手持ちの中で最も強くアピールできるジャッカルのものを使用。これで何とか真鯛を引き寄せたいところです。
ついに本命ゲット!
潮の流れは0.5km/h程度と非常に穏やか。
場所を変えるべきか迷っていると、魚探にボトム付近にも反応が出始めました。その直後の巻き上げで、荒々しい当たりが!
なかなかの引きに期待が高まります。上がってきたのは、見事な45cmほどの真鯛でした!幸先の良いスタートにテンションも上がります。
後が続かず…新たな試みも
ボトム付近には先ほどと同じような反応がありますが、再度タイラバを投入するも連発はしません。ポイント開拓中なので、同じ場所を流さないよう注意しながら移動し、再投入を繰り返します。
ベイト反応は潮目とは関係なく、ピンポイントに散在しているようです。ベイトを見つけて釣りを再開しても、すぐにベイトを見失ってしまう状況。地形を読んで先回りすることもできず、ひたすら漕いで探る作業が続きました。
欲張ってタイラバサビキを投入!
アジやサバも釣ってみたいと思い、今回はリーダーの途中にビーズで枝スを出し、自作のサビキ針をセットした「タイラバサビキ」を試してみました。
しばらくすると、中層付近で何かがヒット!アジのような引きでしたが、取り込み寸前にバラしてしまい、正体は不明のまま。その後も探しましたが、再現することはありませんでした。
流れが弱いならタイジグで広範囲を探る!
潮の流れが弱いので、メタルジグをキャストしてただ巻きで広範囲を探れるタイジグに賭けてみました。これまでの釣りではタイジグでの真鯛の釣果はないのですが、特にベイトがいる状況では、タイラバよりもタイジグの方が強いのではという期待もありました。
第1投目で早速アタリがありましたが、合わせが適当だったのか乗りません。しばらく探ってみましたがアタリすらなく、タイラバに切り替えてもダメ。再び流し直してタイジグで探ることに。
小振りながら追加の一枚!
潮が流れ始めますが、タイジグを継続。表層付近にベイトがいて、その下にフィッシュイーターがいそうな魚探反応が出たその時!
タイジグにヒット!いかにも真鯛らしい引き。上がってきたのは、小振りな真鯛でした!この真鯛はリリース。
魚探反応はあれど、口を使わない…💧
その後は潮の流れが強まり、3km/h程度で南に流されます。魚の活性が上がるかと思いきや、魚探には反応があるものの、全く口を使ってくれません。
漕いでは探るを繰り返しましたが状況は一向に変わらず、10時半に岸に戻りました。
新たな発見と今後の課題
新しいポイントでの開拓釣行は、寝不足釣行というハプニングもありましたが、運良く真鯛をゲットすることができて良かったですが、後半に魚の活性が低くなり口を使ってくれない状況を打破することができませんでした。
タイラバサビキやジグといった今回の試みで、なんとか結果を出したいところです。
動画
管理人お気に入りのSUPフィッシング用品
SUP
最初の一本には、AquaMarina(アクアマリーナ) DRIFTをお勧め。
「SUP」や「SUPの上で釣りをする」ことに慣れるには、安定性が高いSUPをお勧めします。
ステップアップには、WOWSEA Flyfish F2をお勧めします。
運動能力や体力に自信がある方は、最初からこちらを使っても良いと思います。
アクアマリーナDRIFTより劣るものの十分な安定性があり、幅が広すぎない分漕ぎやすいです。
もっと速く漕いでみたいあなたには、WOWSEA Traveller W1をお勧めします。
漕ぎ手次第でより早く漕げるようです。
パドル
適切なブレード形状を有するパドルの中でも、非常にリーズナブルなairSUP アルミ・3ピース・パドルをお勧めします。
SUPに付属するパドルに満足できない場合、選択肢の多くはSUP本体に迫るようなお高いもの。
こちらは安価ですが使い心地が良く、満足できます。
フラッグ関連
SUPフィッシング中に自らの存在を周囲にアピールして事故を未然に防ぐには、フラッグを高く掲げたいところ。
ワタクシはお安い釣竿【オルルド釣具】 コンパクト延べ竿「ノベルドA」2.4mを旗竿に流用してます。
SUPに増設したロッドホルダーKOZEEY360度 調整可能 カヤック 漁船 レール側 マウント ロッド ホルダーに、フラッグを掲げています。
旗も高品質なものTOMAC 紐付色旗 ポリエステル IHP-03-05 赤 35×45㎝が格安で入手可能です。
魚探関連
釣果向上とともに、自らの移動速度や流されている速度と向きをリアルタイムに把握することができるGPS魚探は、SUPフィッシングをより安全に楽しむうえでもお勧めです。
ワタクシは、Garmin (ガーミン) ストライカー プラス 4を使っています。
海底の様子を等深線図として記録でき、位置の登録をすれば、自分だけのMapを作ることができます。
もちろんGPS付きなので、速度や方向もリアルタイムに把握できます。
魚探は12v駆動ですが、小型軽量化のためモバイルバッテリーで稼働させたかったので、WITRN PDC003 USB-C PD トリガーケーブル 電源ケーブル DCプラグ 5.5mm/2.5 2.1mm 12V を用いて、モバイルバッテリーから12v出力をさせています。
このケーブルは、12v出力が可能なUSB-PD対応のモバイルバッテリーと組み合わせるものです。
魚探付属のケーブルとトリガーケーブルの接続には、KAUMO DC電源コネクタ 外径5.5mm 内径2.1mm を用いました。
魚探の電源関連一式は、サンコー ハンディボックスMT(セット) 青 に収めています。
大きさ的にモバイルバッテリーと電源コードを収めるには丁度良いですが、防水ではないので、ジップロックそっくりな袋を使って電源回りの防水をしてます。
魚探本体はこの箱の上に固定しています。
ランディングネット・フィッシュグリップ
軽く、取り回ししやすい、クロスファクター(CROSS FACTOR) ランディングネット ランガンラバーネット AFV002 をお勧めします。
60センチの真鯛がちょうど収まる大きさです。
収納時は短く、使う時は伸ばしてと、柄を収縮出来るのも良いです。
使い勝手が良く出番が多いので、ブリや77cmの真鯛もこのランディングネットで獲ってます。
ブリクラスや大型のタチウオ、サワラなどを狙う場合、プロックス(PROX) ラバーランディングネット19型 をお勧めします。
フィッシュグリップは、超定番のボガグリップ 30lbをお勧めします。
正直お高いので買うまで葛藤しましたが、大物を釣るようになり確実にホールド出来る事に重点を置いて選びました。
類似品とは全く異なる操作感と質感があって、それだけでも満足度が高いです。
もちろんホールド力も、不満はありません。
確かにお高いですが、一生物と考えれば、結果的に安上がりかも。
ロッド
100gくらいまでのジグをゆったり目に動かしたり、タイラバをする際には、ジギンガーZ 1.5mスピニング/ベイト兼用 をお勧めします。
1.5mという短さと絶妙なリール位置が効いてジグのしゃくりが異様に軽く、特に太刀魚ジギングでは、疲れに大きな差が出るので手放せない1本になってます。
スピニングリールを用いて150g程度までのジギングには、メジャークラフト New ソルパラ ライトジギング SPXJ-S64M/LJ をお勧めします。
77cmの真鯛がヒットした時もロッドのパワーが勝り、安心してやり取りができました。
軽めのルアーは気持ちよくキャストできますし、60g程度のジギングも気持ちよくこなせるロッドです。当然こちらも安価です。84cmのブリも何とかキャッチできました。
SUPでアマダイ釣りをするなら、PRO MARINE バトルスティック攻タコ150 をお勧めします。
このロッドはタコエギと錘をリズミカルにしゃくれるパワーと先調子を備えているので、水深100mで50号の錘で海底をトントン叩くのは朝飯前ですし、当たりもしっかりと取れます。一般的なアマダイ仕掛けではハリスが長くてSUPの上では扱いが難しいですが、短ハリス仕掛けにすると、このロッドとの相性もよく、SUP上でもアマダイ釣りが捗ります。
お手軽にタイラバにチャレンジしたい方には PRO MARINE PGワンダーショット20-150 をお勧めします。
送料込みで4000円しなかったこのロッドは、グラスのワンピースロッドです。
ワンピースとはいえ全長150cmですので、スピニングのジギングロッドと同じくらいの仕舞い寸法です。
タイラバでは水深80m位まで、100g位までのヘッドが使い心地が良いですが、水深100mエリアで120gのタイラバを使ってもしっかり釣果が上がります。
竿尻からリールフットまでの距離がスピニングのSLJロッドと同程度、ジギンガーZより10cm位短かく重いジグをしゃくるのは苦手な感じですが、タイラバをするにはちょうど良いと感じます。
タイラバで繊細な当たりを取りたいなら、メジャークラフト レッドバック 1G-Class RB1-B69L/Sをお勧めします。
YouTuberの焼きおにぎりさんが絶賛している、コスパ最強のソリッドティップタイラバロッドです。
「巻き続けるだけで自然とフッキングにまで持ち込めるオートマティックなブランク」という謳い文句を実感できます。
リール
スピニングリール
ドラグ性能が秀逸なPENNのリールをお勧めします。
特にSlammerシリーズは、頑強なフルメタルボディと、IPX6の高い防水性能を誇り、過酷なSUPフィッシングでも安心です。
Slammer 4 4500 は、ライトジギングロッドとの組み合わせで青物とのファイトも不安がありません。
また、 Slammer 4 DX 3500はライトな釣りから青物まで幅広く対応。ステンレスギアに変更して耐久性をさらに高めてあるので、ガンガン使えます。
以前は2500番のリールも使っていましたが、巻取り量やパワーが若干足りないと感じたので、SUPフィッシングには3~4000番のリールが丁度良いと思います。
両軸リール
左ハンドル、ドラグ作動時のクリック音、フォール中も追随するレベルワインダー、PE1号を400m巻けるラインキャパシティ。
これらを実売1万円程度で入手できる、テイルウォーク タイゲーム ワイド VTN 64BL をお勧めします。
元々ディープタイラバ用に発売されているリールなので、タイラバはお手のもの。
もちろんジギングに使用しても、問題ありません。
私は40号の錘を使ったアマダイ釣りにも活用してます。
非常に使い勝手が良く気に入っており、活用範囲を広げていくつもりです。
そして、カウンター付きの両軸リールの中でもリーズナブルな価格と性能を両立している、18グラップラープレミアム151XG。
- ラインキャパ:PE1号 330m
- 巻き取り量:ひと巻き81cm
- スプールの動作に連動するレベルワインダー
- 作動時に音がするドラグ
と、必要な機能は備わっており、更にタイゲームには無い
- フォールレバー
- カウンター
が付いてきます。
遊びが少ないかっちりとしたフィーリングで、タイラバに重要とされる等速巻きは非常にやり易いですし、緩急付けた巻き方も自由自在です。
ドラグも良い感じに仕事をしてくれ、ドラグ音も聞こえやすくて良いです。
← グラップラープレミアム タイゲームワイド→
PEライン
PEラインはエックスブレイド(X-Braid) スーパー ジグマン X8 300m 1号/20lb にしてからライントラブルが激減しました。しかもかなり長持ちします。
価格も高すぎず、コスパはかなり優秀です。
お勧めです。
太刀魚ジグ
太刀魚には 鏡牙ジグばかり使っていて、他のジグは出番がありません。
この手のジグの中では安価な方なので、各色揃えるにも便利なラインナップです。アシストフック
アシストフックは自作しています。
アシストライン
アシストフック
- タチウオジグにはLサイズ、TGベイトやダイソージグなどにはMサイズを使用中ですが、Lサイズに統一するかも。
- シーブレイド10号との組み合わせでは、アシストラインが絡むこともなく、快適です。
- タイラバ用には、チヌ針5号を使用
- シーブレード8号との組み合わせで、快適に使用できます。
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